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Japanische Klassiker mit Furigana

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いくどめかのさいご

幾度目かの最期

久坂 葉子

Lesen Sie 幾度目かの最期 (いくどめかのさいご) von 久坂 葉子 (くさかようこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 31.392 Zeichen · 64 Bildschirme

Aozora Bunko

かかりませんでした。私は彼に、その朝、郵便も出していたのです。家で、あなたからの電話を教えてくれなかったため、会えなかったということを。そして私は、一刻も早く会いたいということ。一日中一しょにいたい。私は鉛筆ではしり書きしました。二十四日の日は神戸へかえって一人でのみあるいたとも書いたのです。それは行為としてはいつわりだったでしょう。でも私は一人としか思えません。その一人は嘘でない筈です。二十六日一日中、鉄路のほとりからは何の連絡もありませんでした。彼がいそがしいことを知ってます。だから、電報も電話も手紙を書く時間さえないのだろうと解釈しようとしました。

それから、私は研究所の忘年会へ行ったのです。そのことは書きましたね。その夜は、洋服のままごろりと寝こんでしまったことも。二十七日。私は、鉄路のほとりに会うため、大阪へゆきました。青白き大佐から、電話があり、大阪へ一しょに行ったのです。もう、彼と一しょにいるのが嫌で嫌で。電車の中でも、私は故意に眠ったふりをしていました。そして、大阪のとある喫茶店から、鉄路のほとりの行ってそうなところへ電話をしました。