Japanische Klassiker mit Furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme
のを肯(き)かぬのか、さア来い」
と二打三打(ふたうちみうち)打合いましたが、予(かね)て一人でも打据(うちす)える気はございませぬ、受けつ流しつ数十人を相手に程よくあしらって居ります。「えゝ、こんな奴を相手に手間取るは無益だ」と一人の罪人は烈(はげ)しく打合う其の中を掻潜(かいくゞ)って通り抜けようと致しますから、文治は飛退(とびの)きながら、その一人を引留め、「まア/\待った」と声を掛ける途端に、また其の他(た)の者が逃出そうと致しますから、飛鳥(ひちょう)の如く彼方(あなた)へ駈け此方(こなた)に戻って一々引留める文治が手練(てだれ)の早業(はやわざ)に、さしも死者狂の罪人も一歩も進むことが出来ませぬ。隙(すか)さず文治は立直りまして大音を張上げ、
文「どういう訳でお前達が挙(こぞ)って騒ぎ立てるかは知らぬが、見れば喧嘩のようでもなし、御法を破るからにゃア何か仔細があろう、何(ど)うじゃ/\」
罪人「やい、汝(わりゃ)ア何者だ、死者狂いの己(おい)らを何故(なぜ)止めるか、ふざけやアがると其の分には棄置(すてお)かねえぞ」
文「まア/\静かにしろ、己(おれ)はの、只(たっ)た