Japanische Klassiker mit Furigana
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いとこへのてがみ
従妹への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 従妹への手紙 (いとこへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 5.554 Zeichen · 12 Bildschirme
わたしたちは新しいガラスを買わなければならないんですが、それは楽ではないんです。第一大変お金がかかる。それから、第二には、今ソヴェト同盟はみなさんの知っているとおり「五ヵ年計画」をやっています。モスクワに、いくつとなく新しい建物、工場が建って、そのどの建物にもガラスがどっさりいるんです。だからモスクワのガラスの生産力は、われわれの必要をやっと充しているので、一枚のああいう特別のガラスは今急に手に入らないのです。間にあわせに、わたし達はあすこへ普通のガラスを入れましょう。でもそれは薄いから、先よりもっとこわれ易いんです。どうぞみんなで気をつけて下さいね。地下室のガラスがこわれて雪や雨の水が入ると、家はひどくいたむんです。――わかりましたね?」
すると、口をそろえてみんなが、
「わかりました!」
「わかったです!」
「わかりました!」
またすぐ晴れ晴れとして、さア食事だ!
スープの次には、ひき肉を入れて煮たジャガ薯が出ました。
食べながらの話。――
「あなたがたピオニェールなの?」
「ええ。でもピオニェールでないのが一人いるわ」
「どうしたの?」
「ついこないだ『子供の家』