Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

ようですが、お嬢様がお亡くなりになり、未だ間もない事でございまするから、お見合せなすっては如何」

飯「己は外に楽みはなく釣が極好きで、番がこむから、偶には好きな釣ぐらいはしなければならない、それを止めてくれては困るな」

孝「貴方は泳ぎを御存じがないから水辺のお遊びは宜しくございません、それともたって入っしゃいますならば孝助お供いたしましょう、何うか手前お供にお連れください」

飯「手前は釣は嫌いじゃないか、供はならんよ、能く人の楽みを止める奴だ、止めるな」

孝「じゃア今晩やって仕舞います、長々御厄介になりました」

飯「何を」

孝「え、なんでも宜しゅうございます、此方の事です、殿様私は三月二十一日に御当家へ御奉公に参りまして、新参者の私を、人が羨ましがる程お目を掛けてくださり、御恩義の程は死んでも忘れはいたしません、死ねば幽霊になって殿様のお身体に附きまとい、凶事のない様に守りまするが、全体貴方は御酒を召上れば前後も知らずお寝みになる、又召上がらねば少しもお寝みになる事が出来ません、御酒も随分気を散じますから少々は召上がっても宜しゅうございますが、多分に召上ってお酔いなすっては、仮令どんなに御剣術が御名人でも、悪者がどんなことを致しますかも知れません、私はそれが案じられてなりません」