Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
奴を突殺す時は錆槍で突いた方が、先の奴が痛いから此方が却っていゝ心持だ」
孝「成程こりゃアそうですな」
と其の儘槍を元の処へ掛けて置く。飯島は奥へ這入り、其の晩源次郎がまいり酒宴が始まり、お國が長唄の地で春雨かなにか三味線を掻きならし、当時の九時過まで興を添えて居りましたが、もうお引にしましょうと客間へ蚊帳を一抔に吊って源次郎を寝かし、お國は中二階へ寝てしまいました。お國は誰が泊っても中二階へ寝なければ源次郎の来た時不都合だから、何時でもお客さえあればこゝへ寝ます。夜も段々と更け渡ると、孝助は手拭を眉深に頬冠りをし、紺看板に梵天帯を締め、槍を小脇に掻込んで庭口へ忍び込み、雨戸を少々ずつ二所明けて置いて、花壇の中へ身を潜め隠し縁の下へ槍を突込んで様子を窺っている。その中に八ツの鐘がボーンと鳴り響く。此の鐘は目白の鐘だから少々早めです。するとさらり/\と障子を明け、抜足をして廊下を忍び来る者は、寝衣姿なれば、慥に源次郎に相違ないと、孝助は首を差延べ様子を窺うに、行灯の明りがぼんやりと障子に映るのみにて薄暗く、はっきりそれとは見分けられねど、段々中二階の方へ行くから、孝助はいよ/\源次郎に違いなしとやり過し、戸の隙間から脇腹を狙って、物をも云わず、力に任せて繰出す槍先は過たず、プツリッと脾腹へ掛けて突き