Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
んだ、何だか雨がポツ/\降って来たようだな、向うの渡し口の所からなんだか人が二人ばかり段々こっちの方へ来るような塩梅だから、見ていてくんねえ」
みね「誰も来やアしないよ、どこへさ」
伴「向うの方へ気を付けろ」
という。向うは往来が三叉になっておりまして、側えは新利根大利根の流にて、折しも空はどんよりと雨もよう、幽かに見ゆる田舎家の盆灯籠の火もはや消えなんとし、往来も途絶えて物凄く、おみねは何心なく向うの方へ目をつけている油断を窺い、伴藏は腰に差したる胴金造りの脇差を音のせぬように引こ抜き、物をも云わず背後から一生懸命力を入れて、おみねの肩先目がけて切り込めば、キャッとおみねは倒れながら伴藏の裾にしがみ付き、
みね「それじゃアお前は私を殺して、お國を女房に持つ気だね」
伴「知れた事よ、惚れた女を女房に持つのだ、観念しろ」
と云いさま、刀を逆手に持直し、貝殻骨のあたりから乳の下へかけ、したゝかに突込んだれば、おみねは七顛八倒の苦しみをなし、おのれ其の儘にして置こうかと、又も裾へしがみつく。伴藏は乗掛って止めを刺したから、おみねは息が絶えましたが、何うしてもしがみついた