Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
のか」
孝「へい、親父の亡くなりましたは私の四歳の時でございます」
平「それでは両親の顔も知るまいのう」
孝「へい、ちっとも存じませんが、私の十一歳の時に始めて店受の叔父から母親の事や親父の事も聞きました」
平「親父はどうして亡くなったか」
孝「へい、斬殺されて」
と云いさしてわっとばかりに泣き沈む。
平「それは又如何の間違いで、とんでもない事であったのう」
孝「左様でございます、只今より十八年以前、本郷三丁目の藤村屋新兵衞と申しまする刀屋の前で斬られました」
平「それは何月幾日の事だの」
孝「へい、四月十一日だと申すことでございます」
平「シテ手前の親父は何と申す者だ」
孝「元は小出様の御家来にて、お馬廻の役を勤め、食禄百五十石を頂戴致して居りました黒川孝藏と申しました」
と云われて飯島平左衞門はギックリと胸にこたえ、恟りし、指折り数うれば十八年以前聊の間違いから手に掛けたは此の孝助の実父で有ったか、己を実父の仇と知らず奉公に来たかと思えば何とやら心悪く思いましたが、素知らぬ顔して、
平「それは嘸残念に思うで有ろうな」
孝「へい親父の仇討が致しとうございますが、何を申しますにも相手は立派なお侍様でございますから、どう致しても剣術を知りませんでは親の仇討は出来ません