Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
平「此の程は役が替ってから稽古場もなく、誠に多端ではあるが、暇の節に随分教えてもやろう、其の方の叔父は何商売じゃの」
孝「へい彼は本当の叔父ではございません、親父の店受で、ちょっと間に合わせの叔父でございます」
平「何かえ母親は幾歳になるか」
孝「母親は私の四歳の時に私を置去りに致しまして、越後の国へ往ってしまいましたそうです」
平「左様か、大分不人情の女だの」
孝「いえ、それと申しまするのも親父の不身持に愛想を尽かしての事でございます」
平「親父はまだ存生か」
と問われて、孝助は
「へい」
と云いながら悄々として申しまするには、
「親父も亡くなりました、私には兄弟も親類もございませんゆえ、誰あって育てる者もないところから、店受の安兵衞さんに引取られ、四歳の時から養育を受けまして、只今では叔父分となり、斯様に御当家様へ御奉公に参りました、どうぞ何時までもお目掛けられて下さいませ」
と云いさしてハラ/\と落涙を致しますから、飯島平左衞門様も目をしばたゝき、
平「感心な奴だ、手前ぐらいな年頃には親の忌日さえ知らずに暮らすものだに、親はと聞かれて涙を流すとは親孝行な奴じゃて、親父は此の頃亡くなった