Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
は先ず下男を先へ帰し、五郎三郎に我が帰りし事を知らせてくれろと云い付けやり、孝助を近く招ぎ寄せまして小声になり、
母「孝助や、私の家は向うに見える紺の暖簾に越後屋と書き、山形に五の字を印したのが私の家だよ、あの先に板塀があり、付いて曲ると細い新道のような横町があるから、それへ曲り三四軒行くと左側の板塀に三尺の開きが付いてあるが、それから這入れば庭伝い、右の方の四畳半の小座敷にお國源次郎が隠れいる事ゆえ、今晩私が開きの栓をあけて置くから、九ツの鐘を合図に忍び込めば、袋の中の鼠同様、覚られぬよう致すがよい」
孝「はい誠に有り難うぞんじまする、図らずも母様のお蔭にて本懐を遂げ、江戸へ立帰り、主家再興の上私は相川の家を相続致しますれば、お母様をお引取申して、必ず孝行を尽す心得、さすれば忠孝の道も全うする事が出来、誠に嬉しゅう存じます、さようなれば私は何方へ参って待受けて居ましょう」
母「そうさ、池上町の角屋は堅いという評判だから、あれへ参り宿を取っておいで、九ツの鐘を忘れまいぞ」
孝「決して忘れません、さようならば」
と孝助は母に別れて角屋へまいり、九ツの鐘の鳴る