Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

事が出来ない、放逐するというので、只今では私とお嬢様と両人お邸を出まして、谷中の三崎へ参り、だいなしの家に這入って居りまして、私が手内職などをして、どうか斯うか暮しを付けていますが、お嬢様は毎日々々お念仏三昧で入らっしゃいますよ、今日は盆の事ですから、方々お参りにまいりまして、晩く帰る処でございます」

新「なんの事です、そうでございますか、私も嘘でも何でもありません、此の通りお嬢さまの俗名を書いて毎日念仏しておりますので」

米「それ程に思って下さるは誠に有難うございます、本当にお嬢様は仮令御勘当に成っても、斬られてもいゝから貴方のお情を受けたいと仰しゃって入らっしゃるのですよ、そしてお嬢様は今晩此方へお泊め申しても宜しゅうございますかえ」

新「私の孫店に住んで居る、白翁堂勇齋という人相見が、万事私の世話をして喧ましい奴だから、それに知れないように裏からそっとお這入り遊ばせ」

と云う言葉に随い、両人共に其の晩泊り、夜の明けぬ内に帰り、是より雨の夜も風の夜も毎晩来ては夜の明けぬ内に帰る事十三日より十九日まで七日の間重なりましたから、両人が仲は漆の如く膠の如くになりまして新三郎も現を抜かして居りましたが、こゝに萩原の孫店に住む