Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

飯「それは宜しい、昨晩のは孝助は悪くはないのだ、孝助が私の供をして提灯を持って大曲りへ掛ると、田中の龜藏、藤田の時藏お宅の相助の三人が突然に孝助に打ってかゝり、供前を妨ぐるのみならず、提灯を打落とし、印物を燃しましたから、憎い奴、手打にしようと思ったが、隣づからの中間を切るでもないと我慢をしているうちに、孝助が怒って木刀で打散らしたのだから、昨夕のは孝助は少しも悪くはない、若し孝助に遺恨があるならばなぜ飯島に届けん、供先を妨げ怪しからん事だ、相助の暇に成るは当然だ、彼は暇を出すのが宜しい、彼奴を置いては宜しくありませんとお兄さまに申し上げな、是から田中、藤田の両家へも廻文を出して、時藏、龜藏も暇を出させる積りだ」

と云い放し、孝助ばかり残る事になりましたから、源次郎も当てが外れ、挨拶も出来ない位な始末で、何ともいう事が出来ず邸へ帰りました。

十

さて彼の伴藏は今年三十八歳、女房おみねは三十五歳、互に貧乏世帯を張るも萩原新三郎のお蔭にて、或時は畑を耘い、庭や表のはき掃除などをし、女房おみねは萩原の宅へ参り煮焚洒ぎ洗濯やお菜ごしらえお給仕などをしております