Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
けんせいにおけるよろんのせいりょく
憲政に於ける輿論の勢力
大隈 重信
Lesen Sie 憲政に於ける輿論の勢力 (けんせいにおけるよろんのせいりょく) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.643 Zeichen · 8 Bildschirme
かくの如き大なる権利を国民に授けられたものであるのである。
然らばこれを平易に説き明かせば、陛下は、明治大帝は、国民に大切なる鍵を御渡しになったというて宜しいのである。而して貴重なる国家を左右する、法律を左右する鍵をだ、卑劣なる、野卑なる、陰険なる輩に奪われて、而して禍を受けて、而して禍に苦しんで、種々の不平を唱えるとは何事ぞ。あたかもこれは自ら過てるその報いであるんである。畢竟、これ卑屈なる精神である。何故に、この権利を重んぜざるぞ。
国家の目的は、常に国運の隆盛、多数国民の福利を捗らす事に勉めているのである。国家の意志は、国民の意志である。国民の意志の集合したものが、国家の意志である。国民の是なりと認むる事が、国是である。これが多数政治の原則である。然れば国民の国家に対し、憲法に対する責任の大なる事は、即ち貴重なる陛下の賜ったところの鍵を、大切にこれを保つという事が必要である。ここに於て投票の、一票も自由の精神がこれに宿らなくてはならぬのである。個人の独立、個人の自由というものが集合して、ついに自治となる。帝国憲法は、国家の自治である。国民が集合して、而して国民的勢力が議会に集注さるるのである。