Japanische Klassiker mit Furigana
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わがはいはなぜいつまでもすべてにおいておとろえぬか
我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか
大隈 重信
Lesen Sie 我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか (わがはいはなぜいつまでもすべてにおいておとろえぬか) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.415 Zeichen · 5 Bildschirme
気を以て身を御す
大分お馴染みも出来、得るところも尠なくない。で、今日の先輩諸士を見ると、青年に鎗込められると自己の估券が下がる様に思って、墻壁を設け、自ら高うして常に面会する事を避けている。これは実に愚の至りであると思う。なるほど今日の青年はなかなか怜悧である。我輩も時々鎗込められる事があるが、しかし色々の人と接触してみなければ広く智識を得られるものではない。我輩が一度も欧米の地を踏んだ事なくして人並に西洋の事情に通じ、また時勢に後れないのは、常に社会の事柄に注意していることと、色々の人に接触しているからであると思う。独逸人に会えば何とはなしに独逸の国風が頭に残る。英国人と話をすれば自然と英国人の気風が知れて来る。而してその間に於て大なる智識を得られる。世界は実に我輩の大学校である。
気を以て身を御す
我輩は好んで聴き、好んで見、好んで読む。それを一々記憶している訳には行かぬが、他日そうという事柄に出会った時にふと思い出して、それが甚だ役立つ事がある。別に我輩に於て、聴き方、見方、読み方の異ったものはない。なるべく要点を摘んで記憶する様に勉めている。数字などの事になると初めに大別し、更に細別して比較を取ってみておくと、甚だ記憶に便利である。