Japanische Klassiker mit Furigana
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せいじしゅみのかんよう
政治趣味の涵養
大隈 重信
Lesen Sie 政治趣味の涵養 (せいじしゅみのかんよう) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 5.466 Zeichen · 11 Bildschirme
〔政治の根本は人の心を知ること〕
今度の内閣はうまいことをやるとかなんとか始終批評をする。正直に批評をする。かくして始終批評をしていると、政治もそれに連れて段々善くなって来るのである。それでなければ善い政治は望めない。どうしても好い批評というものが必要だ。ところが今の社会はそういう訳にいかぬ。事実いかない。一般にそうである。これは何から起るかというと、すべて批評がそういうように向いて来ないからである。ただ一時の好悪に動かされてはならぬ。好悪とは好き嫌いということである。始終好きにならなければいかぬのである。自己が五、六十年の間政治的生活をしているから、自分の好きを諸君に強いる訳ではないが、なんとかしてみたらどうであろうか。それには外から刺激を与える事が必要である。刺激を与えなければ人間は衰える。二百五十年、太平の夢を見ている時に、亜米利加艦隊の大砲一発の刺激に奮然立って七百年来の将軍を叩き潰し、大名を叩き潰し、武士を叩き潰して今日の新日本を建設した。大砲で長き惰眠を破るように、大きな声でやれば出来そうなものだと思う。
〔政治の根本は人の心を知ること〕
全体、政治家の根本は人の心を知るということにある。