Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
事も出来ません身の上で」
武士「はゝア左様かえ、じゃア彼の婦人を御存知で」
傳「へい朝晩顔を見合せますからね」
武士「あゝ左様かえ、貴公些と遊びに来て下さらんかえ、私は桑名川村だから」
傳「じゃア隣り村で造作アございません」
武士「拙者も江戸児で、江戸府内で産れた者に逢うと、江戸児は了簡が小さいせえか、懐かしく親類のような心持がしますよ」
傳「そうです、変な言葉の奴ばかりいますから貴方のような方に逢うと気丈夫でげす、閑で遊んで居りますから何時でも参ります」
武士「何うだえ拙者宅へ是を御縁としてな、拙者は柳田典藏と申す武骨者だが、何うやら斯うやら村方の子供を相手にして暮して居ります」
傳「何で、何方の御藩でげす」
典「なに元は神田橋近辺に居た者だ、櫻井監物の用人役をも勤めた者の忰だが、放蕩を致して府内にも居られないで、斯ういう処へ参るくらいだから、別して野暮な事は言わぬが、兎も角も一緒に、直き近い細川を渡ると直ぐだ」
傳「御一緒に参りましょう」
とずう/\しい奴で、ぴょこ/\付いて来ました。
典「さア、此方へ這入りなさい……庄吉、今お客様をお連れ申したから」