Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
頭を斯う横にして下を覗く様にして口を利くものでございますが、永禪は只見ると飛んだ処へ来た、年は往かぬが怜悧な娘、こりゃ見たなと思ったから、物をも云わず永禪和尚柄の長い薪割を振上げて追掛けたが、人を殺そうという剣幕、何ともどうも怖いから、
繼「あれえ」
ばた/\/\/\/\/\/\と庭を逃げる、跡を追掛けて行き、門の処まで追掛け、既に出ようとする時お梅が帰って来て、
梅「まア旦那何うなすったよ、みっともないよ」
永「おゝ宜い処へ来た」
梅「もし何ですよ、お繼はキエ/\と云って駈けて往きましたが、貴方もみっともないよ跣足でさ」
永「一寸お前此処へ来な……お梅はん、お繼が逃げたから最う是までじゃア、詮事がない、さア私も最早命はない、お前も同罪じゃでなア、七兵衞さんはお前と私の間を知って五十両金の無心、二つ三つ云合うたが、知られては一大事、薪割でお前の亭主を打殺したぜ」
梅「あれまアお前さん、何だってねえ」
永「さア/\殺す気もなかったが、是も仏説で云う因縁じゃア、お前はんに迷ったからじゃア、お前は藤屋七兵衞さんを大事に思う余り私の云う事を聴いたろうが、お繼が駈けて来て床下を覗いてお父様はと云うたから、見たと思うて追掛けたが、お繼を欺して共に打殺し、私と一緒に逃げ延びて遠い