Japanische Klassiker mit Furigana
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かわのうえのしょくば
日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)
大江 鉄麿
Lesen Sie 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) (かわのうえのしょくば) von 大江 鉄麿 (おおえてつまろ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.585 Zeichen · 8 Bildschirme
うまそうにおっ母はすうっとすってしまう
おっ母は年頃よりショボケ切った眸をじがつかせて
凍り切った掌を俺の頭にあてた
手のかすかなる温かみが
血脈にひれ伏すようににじんで来る……
剣銃でひきしめられた藁小屋よ
木枝の端くれで組み合されたもの
それはあまりにも惨めな国を持たぬ俺達の懐……
囲炉裏の火をカチカチ凍り切った空気を
狂気じみに突きのめし
たえず薪から薪へ燃え拡らんと
群り起っている……
白樺の梢の下に無数の飢えた
民族の姿がまざまざと映じられ
闘かいへかりたてるかの如く
夜鷹がギャギャと
雪白き夜の部落を襲って来る……
……この一篇を朝鮮民族の友に与う……
(一九三四年九月二十九日作 『詩精神』同年十一月号に発表)