Japanische Klassiker mit Furigana
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うま
日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)
猪狩 満直
Lesen Sie 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) (うま) von 猪狩 満直 (いかりみつなお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.064 Zeichen · 5 Bildschirme
九号の二
九号の四
十号の八
「いったい、てめいは、せがれが高等を卒業したらどうするつもりだ?」
「何を毎日酒ばかし食ってけつがって
子供の教育とはよく出来た
わしが男だったら、立派に教育さしてみせら」
「なななんだど 畜生
なまいきぬかすと承知しねいゾ
酒はもとより好きではのまぬ、あわのつらさでやけてのむ。わからんか 畜生、
えへ、金、金だよ、金さえありゃ中学でも大学でも、
一日一円や二円の出面取りが
どうして子供を大学へなんぞやられると思う?
わかったようなわからない生いきぬかすない」
壁一重の対話が夜中まで繰り返され
仲々寝つかれない晩があった。
九号の二
働き盛りの兄貴と親父は失業者
一日を五十銭で働くおっかあと
一日六十銭で働く二番目が稼でいた
「働くのもいらいけれど
遊んでいるのもいろうですわい」
一家七人の鼻の下がかわく日が多かった。
九号の四
人間があまるんだとサ
人間があまっているんだとサ
首になって
今日屋根にのぼり煙突はずしていたが
うよ、うよ子供を引きつれ
雪の中を
何処へどう流れて行ったもんだか
家の子供は僕に言う
「何処へ行くんだべか。」
十号の八
ろくすっぽ会って話した