Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 12.519 Zeichen · 26 Bildschirme
九月七日
九月十一日
秀公、タブチ来。
タブチ、腹が立つが憎めないというような若僧だ。
せっかく三年ソヴェートにいたのに、日本の反動爺のようなことを云ってる。
ソヴェートの新聞ばっかり見ていると気違いになる、とサ。
〔欄外に〕
Y、ショーのソヴェート訪問について非常にいい紹介を書いた。橘のインチキ本やにやるのは惜しかった。
九月七日(月曜)
新井、その他お客がめだった。
富本さんも来たが、お茶碗を出せば、その茶碗をひっくりかえして底を見るし、かしバちを出せばひっくりかえすから、こんどは糸底へ
今日は、おや又ですか! と書いた紙をはっとこうと笑った。
Y、大久保の地ベタを見て来て、いいところだとのりキなり。
どうしてベコのりきにならぬ、という。フフク。――
九月十一日(金曜)
何だかブラついているから、それならその間に親孝行をやれということになった。
サイフを見たら、国府津までの汽車賃はない。電話をかけ、腰ぎんちゃくとなる。五時二十五分父と立つ。
スエ子だか百合子だか、母見わけがつかず、自分と分ると噪いで、
何だ、いやなひと! びっくりしたじゃないか! 弱々しいとしよりらしいはしゃぎかたをした。