Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき・しょかん
日記・書簡
宮本 百合子
Lesen Sie 日記・書簡 (にっき・しょかん) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.385 Zeichen · 15 Bildschirme
私たちはぜひあなたにお目にかかりたいのです。あなたがご多忙であることはよく存じていますし、またご迷惑をかけることも心苦しく思うのですが。しかし、それでもなお、あなたが大切なお時間を少しでもさいて下されば、このうえない喜びです。いつご都合がよろしいでしょうか。
ユリコ・チュージョー
ヨシ・ユアサ〕
一九三八年一月十二日(消印)〔市外小金井町一三九二 笹本寅宛 小石川(消印)より(はがき)〕
御年賀をありがとう存じました。なかなか烈風吹きすさぶ新春です何卒御自愛下さい。
宮本百合子
一九四三年九月八日〔大森区新井宿一ノ二三四五 高根包子宛 本郷区林町二一より(封書)〕
先日は山からのおたよりありがたく頂きました。お忙しくてもいつも御元気で本当に何よりとおよろこび申しあげます。
わたくしも五ヵ月がかりの問答が一応終り、むずかしい条件も添わず、けりがつきそうでいくらか気が軽くなりました。
巣鴨にチフスが流行して、病舎にいて感染いたし、大心配して居りましたが、これも不正型というので熱が低いまま落付き仕合わせ致しました。
世界の大渦がキリキリと小さな渦巻となって、一つ一つの家庭に波及して参る様はなかなか壮観と申すべきでしょう。