Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きととりになったきょうだい

木と鳥になった姉妹

小川 未明

Lesen Sie 木と鳥になった姉妹 (きととりになったきょうだい) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.863 Zeichen · 10 Bildschirme

Aozora Bunko

あるところに、人のよいおばあさんが住んでいました。このおばあさんはいろいろな話を知っていました。怖ろしいような話も、不思議な話も、またおかしいような話なども知っていました。この話は、やはりそのおばあさんが聞かせてくれたのであります。

昔、昔、あるところに、仲のいい姉と妹とがありました。姉はよく妹をかわいがり、妹はまたよく姉を慕いました。

姉は、気質のきわめてやさしい人柄でありまして、すぐに涙ぐむというほうでありましたけれど、あまり顔が美しくありませんでした。妹のほうは、やはり、やさしいにはやさしかったけれど、姉にくらべると、快活なほうでありました。そして、目は鈴を張ったように美しく、唇の色はとこなつの花のように紅く、髪は黒く長く肩へ垂れて、まれに見るような美しさでありました。

二人は、だんだん年をとるにつれて、河辺を歩いているときも、水に映った自分の姿に気をとめてながめるようになりました。

ある日のこと、二人は、小川にそうて散歩をしていました。川の辺には、白い花や、桃色の花が咲いていました。そのとき、姉は水に映った自分の姿をながめて、顔を赤くしながら、