Japanische Klassiker mit Furigana
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「みぼうじんのしゅき」せんごひょう
「未亡人の手記」選後評
宮本 百合子
Lesen Sie 「未亡人の手記」選後評 (「みぼうじんのしゅき」せんごひょう) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.472 Zeichen · 7 Bildschirme
という最後のさけびは、人々の心につきささるようだ。「まだ」という一言になんという人生の内容がつめられているだろう。
四
一、未亡人という殊さらのよび名でよばれることについての抗議は一般的であり同感いたします。参議院の会議では母子世帯という風によぶ案もあるそうですが。この手記を集めた本にはどういう題がふさわしいでしょうか。婦人雑誌くさいしめっぽさを高めた題を発見して頂きたいと願います。
一、賞金一、二三等とわけて与えられるということについて心ある方には皆御意見があると思います。文学作品でないこの種のものに――筆者たちの苦痛とたたかいの生活感情に、一等二等はあるまいと思います。
そういう条件をつけて募集されたのですから、賞金を出されなければならないならば、私としては、手記にあらわれている範囲で、最も生活が経済的に苦しいと判断されるかたに最も多い賞金を与えたら、と思います。みなさまの御考えはいかがでしょうか。
その場合、散文の方が短歌よりも判断の具体的なよりどころを示しております。短歌はむずかしいことだろうとも考えられます。しかし賞金のことは、どうか皆様、お話し合いの上心ある御処置を期待いたします。