Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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とうきょうでじまんのあわび

東京で自慢の鮑

北大路 魯山人

Lesen Sie 東京で自慢の鮑 (とうきょうでじまんのあわび) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.248 Zeichen · 3 Bildschirme

Aozora Bunko

生きのいい青黒の雄貝を、多量の塩で揉み固め、石のようになったのを、おろし金で薯をおろすようにおろし、それを自然薯と等半にすり混ぜて、とろろ汁をつくる。至極簡単でいて、素人作とは思えぬ気の利いた美味料理である。

あわびのわたと言うもの、好き嫌いはあるが、生わたを味噌のようにすりつぶし、味付けして蒸し貝、生貝、いずれなりと和えて食う方法も、玄人はだしの料理として、家庭ならば自慢できるものである。いずれにしても、貝そのものを鉢代りに使い、貝ごと平鉢に盛って、銘々取り分けて食する風情は、老いも若きも楽しめるものであると推奨する。

(昭和十三年)