Japanische Klassiker mit Furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme
庄「おや、さ、此方へお這入んなさい」
膳を片附けそうにするを無理に止めます。庄三郎は織色の羽織を著まして、二子の茶の黒ぽい縞の布子に縞の前掛に、帯は八王子博多を締めて、商人然としている。かた/\の方は南部の乱立の疎っぽい縞の小袖、これは芸妓の時の着替をふだん着に卸したと云うような著物に、帯が翁格子と紺の唐繻子と腹合せの帯を締めて、丸髷に浅黄鹿子の手柄が掛って、少し晴々しい商人の細君然たるこしらえでも自然に垢が脱けて居ります。仲の善い夫婦で、思いに思った仲でございますから、お飯を食べても物を衝き合って食べるが面白いという間柄です。三八も馴染だから、
庄「さ此方へ」
三「旦那追々御繁昌で」
庄「此の間は何うも何ですな、池の端の方へ小僧に持たして遣りました時に多分に買って下さって」
三「いや何でも多量という訳には往きませんが」
庄「なに些とずつでも度々買ってくれる人が有れば善いので」
三「大変に何うも、いえ評判が宜うがす、一つは此方の御新造が御器量が美いからお茶の色がよく出ますとね」
美「あら何うも情が出る、いやな油だ事よ」
三「そういう訳ではない御新造様」