Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かきのたね

柿の種

寺田 寅彦

Lesen Sie 柿の種 (かきのたね) von 寺田 寅彦 (てらだとらひこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 70.202 Zeichen · 139 Bildschirme

Aozora Bunko

あれは算術のほかに数学はないと思っている人たちのすることとしか思われない。(大正十年十月、渋柿)

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新しい帽子を買ってうれしがっている人があるかと思うと、また一方では、古いよごれた帽子をかぶってうれしがっている人がある。(大正十年十月、渋柿)

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昔、ロンドン塔でライオンを飼っていた。

十四世紀ごろの記録によると、ライオンの一日の食料その他の費用が六ペンスであった。

そうして囚人一人前の費用はというと、その六分の一の一ペニーであったそうである。

今の上野動物園のライオンと、深川の細民との比較がどうなっているか知りたいものである。(大正十年十月、渋柿)

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コスモスという草は、一度植えると、それから後数年間は、毎年ひとりで生えて来る。

今年も三、四本出た。

延び延びて、私の脊丈けほどに延びたが、いっこうにまだ花が出そうにも見えない。

今朝行って見ると、枝の尖端に蟻が二、三疋ずつついていて、何かしら仕事をしている。

よく見ると、なんだか、つぼみらしいものが少し見えるようである。

コスモスの高さは蟻の身長の数百倍である。