Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい

根岸お行の松 因果塚の由来

三遊亭 円朝

Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme

Aozora Bunko

矢ッ張りこの様に意地を立て、どこまでも情人の為に情を貫ぬくかも知れぬと思いますると、何うも花里に同情を寄せられるような気がいたし、胸もふさがッて参り、何(なん)とも意見の仕様がございません、暫らくはジッと見詰めていましたが、それも憐(いじ)らしくて見ていられぬ。泣ごえを立てじと忍びまする度(たび)に根のぬけた島田ががくり/\して顫(ふる)いますから、何うも身請をすゝめる事の出来ないばかりじゃアございません、感情に制せられては他人(ひと)のことで涙が浮いてまいり、横を向いて仕舞いましたが、それでも気にかゝりますので、またちょい/\と花里の泣伏す姿を見て、目を数叩(しばだた)いておりましたが、左様(そう)何時までも黙っていたとて際限がないと、

小「ねえ花里さん、じゃア何うしても海上さんのとこへは行(ゆ)きませんね」

花「姉さん、すまないが堪忍して下さい」

と申したきり、また小主水も花里も無言でいましたが、花里は何(なん)と思いましたか、顔をあげて涙をはらい、

花「姉さん、私は諦めました、いろ/\御心配をかけて、とても伊之さんと添うことは出来ますまいから」