Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
方々で在(いら)せられますから、ナニ暴風怒濤(どとう)なんぞにビクとも為さる気遣いはない、併(しか)し永暴風雨(ながしけ)をくっては随分御困難なもんだそうで、却(かえ)って戦争をしている方が楽だと仰せられた軍人もございました。そういう御難儀を遊ばしていらッしゃるんでげすから、港々にお着(つき)遊ばしたときは些(ちっ)とは浩然(こうぜん)の気もお養いなさらずばお身体が続きますまい。それでげすから軍艦が碇泊したというと品川はグッと景気づいてまいる。殊に貸座敷などは一番に賑(にぎわ)しくなるんで、随分大したお金が落るそうにございます。娼妓のうちで身請の多くあるは品川だと申しますも、畢竟(ひっきょう)軍艦の旦那に馴染を重ねるからのことかと存じまする。丁度紅葉(もみじ)も色づきます秋のことでげすが、軍艦が五艘(ごそう)も碇泊いたし宿(しゅく)は大層な賑いで、夜になると貸座敷近辺は恰(まる)で水兵さんで埋(うま)るような塩梅、何(いず)れも一杯召食(きこしめ)していらっしゃる、御機嫌だもんですから、若い女子供は怖(おっか)ながるほどでございました。