Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

方が却(かえ)って私(わたくし)は有難いと存じます」

文「つまらぬことを云うね、妾や手掛の所へ行(ゆ)くに鎖帷子を着て行(ゆ)く者はありません、併(しか)しお前が来てから盃をしたばかりで一度も添寝(そいね)をせぬから、それで嫌うのだと思いなさるだろうが、なか/\左様な女狂いなどをして家を明けるような人間ではございません、言うに云われぬ深い理由(わけ)があって、どうも棄て置かれぬ、お前が左様に疑(うた)ぐるから話すが、私は義に依(よ)って夜(よ)な/\忍び込んで、若し其の悪人を討てば、幾千人の人助けになる、天下のお為になる事もあろう、それ故に母に心配を掛けないよう隠して斯うやって参る、文治郎元より一命を抛(なげう)っても人の為だ、私(わし)がお前と一度でも添臥(そいぶし)すればお前はもう他(た)へ縁付くことは出来ぬ、十七八の若い者、生先(おいさき)永き身の上で後家を立てるようなことがあっては如何(いか)にも気の毒、私(わし)が死んでお母様がお前に養子なさると云えば、一旦文治郎の女房になったと他人(ひと)は思おうとも、お前の身に私(わし)と添臥(そえぶし)をせぬと云う