Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

町「はい、何者とも知れません、お検死の仰しゃるには余程手者(てしゃ)が斬ったのであろうと、それに親父(ちゝ)がたしなみの脇差を佩(さ)して出ましたが、其の脇差は貞宗でございますから、それを盗取(ぬすみと)りました者を探(たず)ねましたら讐(かたき)の様子も分ろうかと存じますが、仮令(たとえ)讐が知れましてもかぼそい私(わたくし)が親の讐を討つことは出来ませんから、旦那様へ御奉公に上って居りましたら、讐の知れた時はお助太刀も願われようかと存じ、御飯炊の御奉公に願いましたことでございます、貴方のお身の上に若しもの事がありますれば、親の讐を討ちます望(のぞみ)も遂げられまいかと存じます……そればっかりが残念でございます」

文「フーン、能く親の讐を討ちたいと云った、流石(さすが)は武士の娘だ、あゝそれでこそ文治郎の女房だ、宜しい、私(わし)が附いていて、探(さが)し当て屹度(きっと)討たせます、仮令(たとえ)今晩為終(しおお)せて来ようとも、窃(ひそ)かに立帰ってお前の親の讐を討ったる上で名告(なの)って出ても宜(い)い……併(しか)し直ぐと手掛りもなかろう、彦四郎の刀を取られた