Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
ものだわ、それに草木の花は五片(ごひら)雪の花は六片(むひら)だから六(むつ)の花というわさ」
森「なんだかむずかしくって分らねえが、今日の客は気の利かねえ奴だ、帰(けえ)る時に大きい物でグーッと飲ませればいゝに、小さいもので飲ませたから直ぐ醒めて仕舞って仕様がありゃアしねえ、あれだから田舎者は嫌いだ」
文「これ、人の御馳走になっていながら悪口(あっこう)を云ってはいかんよ」
森「成程こいつアわるかった、時々失策(しくじ)りますなア」
と話をしながら天神の所まで来ますと、手拭を被(かぶ)って女が往ったり来たりしているから、
文「森松や、彼処(あすこ)に女が居るようだなア」
森「へー雪女郎(ゆきじょうろ)じゃアありませんかえ」
文「なアに雪女郎は深山(しんざん)の雪中(せっちゅう)で、稀(まれ)に女の貌(かお)をあらわすは雪の精なるよしだが、あれは天神様へお百度でも上げているのだろう」
森「それじゃア大方縁遠いのでしょう」
文「何故え」
森「寝小便か何かして縁付く事が出来ないから、それでお百度を上げているんでしょう」
と云う中(うち)にプーッと垣際へ一(ひ)と吹雪吹き付けますると、彼(か)の娘は凍えたと見えまして、差込んで来る