Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

浪島文治郎と申す武骨ものでございます、お見知りおかれて以後御別懇に願います」

庄「へー、手前は小野庄左衞門と申す武骨の浪人御別懇に懸(ねが)います、扨(さて)昨夜は娘町(まち)が計らず御介抱を戴き、殊(こと)にお菓子まで頂戴致し、帰って参ってこれ/\と申しますから、有難く存じ、只今も貴方(あなた)のお噂をして居りました……これ町やお茶を、あイヤお茶は無かったッけ、お湯をあげな、まアこれへお進み下さい」

文「始めてお目に懸って誠に御無礼なことを申して、お気に障るか知れませんが、昨夜お嬢様に段々御様子を伺った処が、御運悪くお屋敷をお出になって御浪人遊ばした処が、御眼病をお煩いのよし、それを嬢様が御心配遊ばして、お感心に寒(かん)三十日の間跣足(はだし)参りをなさる、手前も五十八歳になる母が一人ございますが、少し風を引いて頭痛がすると云われても、若(も)しものことがありはしないかと思って心配するのは、子の親を思う情合(じょうあい)ですから、嬢様のお心もお察し申して段々お尋ね申した処、秋田穗庵とか云う医者が真珠の入った薬なれば癒るが、それをあげるには四十金前金(まえきん)によこせと申した