Japanische Klassiker mit Furigana
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しょうちゃんとおかいこ
正ちゃんとおかいこ
小川 未明
Lesen Sie 正ちゃんとおかいこ (しょうちゃんとおかいこ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 2.418 Zeichen · 5 Bildschirme
正ちゃんは時間がおわると、先生のところへまいりました。
「さあ、こうして持っていくといい。」
そういって、先生は大きなくわの葉の上に一匹のかいこをのせてくださいました。そのかいこは、正ちゃんの家にいるのよりかずっと元気でした。
正ちゃんは葉の上にのせてもらったのをおとさないように、両手でささえながら、学校からお家へかえってきますと、みちをとおる人々は、なんだろうと、正ちゃんの手の中をのぞきました。
「あの子は、かいこをたった一匹持っていくよ。」と、わらった子どももあります。
かいこをかってから、正ちゃんは、毎朝お母さんにおこされなくてもひとりでおきて、じてん車にのって、野村くんのところまでくわの葉をもらいにいきました。
「あ、また死んだ。」と、正ちゃんは、物置でさけびました。
「お母さん、あんなくらいところにおくから死んだのですよ。」
「じゃ、お座敷へ持ってきておおきなさい。」と、お母さんはおっしゃいました。
「ほんとうにお座敷でいいの? しかし、だめだなあ、一匹になってしまったもの。」と、正ちゃんは力をおとしました。
正ちゃんが心からかいこをかわいがっていることがわかったので、お姉さんもいじらしくなって、