Japanische Klassiker mit Furigana
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
Lesen Sie 民藝四十年 (みんげいよんじゅうねん) von 柳 宗悦 (やなぎむねよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.248 Zeichen · 368 Bildschirme
蒐集の弁
まして彼の疑わしい人格を手本などにすることは、平に御免である。至り尽す峰はまだ遠いとしても、利休に比べられて有難がるようでは誠になさけない。
それで私の仕事を利休や遠州に比べてくれるのは全く好意あってのことではあるが、そういう茶人たちのやった仕事ぶりに止まりたくないと予々念願している私にとっては、決して名誉ある比較ではないのである。誰か出て柳の仕事は大いに違うのだと解明してくれないものか。その時こそ私は本当に恐縮するであろう。
(一九五〇年)
蒐集の弁
本当は「弁」即ち弁明、弁解などということは望ましいことではない。ホヰットマンの詩にもあったが、太陽は自分の光を放つのに一々弁解などしておらぬ。光る時が来ればいつか光るので、雲や雨のことなど一々咎めはしない。
しかし方便としてみると、「弁」もそれなりに一つの存在価値であろう。特に真理が覆れて、なかなか世間が認めぬような場合は、解明は有益な一役を演じる。プラトンの編に「アポロギア」というのがあるが、法廷でなしたソクラテスの弁明を記録したものである。今からみるとやはり記しておいて貰ってよかったと思う。そこから尊い色々な真理を今も貰える。