Japanische Klassiker mit Furigana
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ちゅうもんのおおいりょうりてん
注文の多い料理店
Lesen Sie 注文の多い料理店 (ちゅうもんのおおいりょうりてん) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.269 Zeichen · 223 Bildschirme
」
「ホウ、ホウ。」柏の木はみんなあらしのように、清作をひやかして叫びました。
「第七とうしょう、なまりのメタル。」
「わたしがあとをつけます。」さっきの木のとなりからすぐまた一本の柏の木がとびだしました。
「よろしい、はじめ。」
かしわの木はちらっと清作の方を見て、ちょっとばかにするようにわらいましたが、すぐまじめになってうたいました。
「清作は、葡萄をみんなしぼりあげ
砂糖を入れて
瓶にたくさんつめこんだ。
おい、だれかあとをつづけてくれ。」
「ホッホウ、ホッホウ、ホッホウ、」柏の木どもは風のような変な声をだして清作をひやかしました。
清作はもうとびだしてみんなかたっぱしからぶんなぐってやりたくてむずむずしましたが、画かきがちゃんと前へ立ちふさがっていますので、どうしても出られませんでした。
「第八等、ぶりきのメタル。」
「わたしがつぎをやります。」さっきのとなりから、また一本の柏の木がとびだしました。
「よし、はじめっ。」
「清作が 納屋にしまった葡萄酒は
順序ただしく
みんなはじけてなくなった。」
「わっはっはっは、わっはっはっは、ホッホウ、ホッホウ、ホッホウ。