Japanische Klassiker mit Furigana
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わたしのりれきしょ
浅沼稲次郎 私の履歴書ほか
浅沼 稲次郎
Lesen Sie 浅沼稲次郎 私の履歴書ほか (わたしのりれきしょ) von 浅沼 稲次郎 (あさぬまいねじろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.264 Zeichen · 91 Bildschirme
これがなんと結党して三時間後のことだった。
半歳にわたる苦労は一片の禁止令によってふっとんだ。私は横暴な弾圧に心からの憤激を覚え、いうべき言葉はなかった。責任者として命令受領書に署名を強要され、やむなく浅沼稲次郎と書き拇印を押したが、怒りにふるえた悪筆の署名文字がいまだに印象に残っている。昔から三日天下という言葉があるが農民労働党は三時間天下であり、したがって私の第一回書記長もたった三時間であった。
しかし私は書記長となったとき今後党をどう運営してゆくか、離れ去った同志をどう農民労働党に結びつけるか、党の運営資金をどう調達するかの不安でいっぱいになっており、同志には済まないが個人としてはホッとした気持になったことは事実だ。われわれはこの弾圧に屈することなく、同十五年三月労働農民党を作った。日本最初の単一無産政党である。しかしこの労働農民党もただちに、左翼の残留派、中間の日本労農党、右翼の社会民衆党、極右の日本農民党の四つに分解し、以来無産政党は分裂と結合の長い歴史をたどった。
私は労働農民党解体後日本労農党に参加し、以来日労系主流のおもむくところに従い、日本大衆党、全国労農大衆党、社会大衆党と、戦争中政党解消がなされるまで数々の政党を巡礼した。