Japanische Klassiker mit Furigana
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わたしのりれきしょ
浅沼稲次郎 私の履歴書ほか
浅沼 稲次郎
Lesen Sie 浅沼稲次郎 私の履歴書ほか (わたしのりれきしょ) von 浅沼 稲次郎 (あさぬまいねじろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.264 Zeichen · 91 Bildschirme
三、震災→監獄→島流し
私は事件後も縦横クラブ員につかまって、その合宿所に一晩中監禁され、打つ、ける、なぐる、ほとんど人事不省になるリンチを受けた。こうした学生運動をやる一面、私はボートを漕ぎ、相撲をとり、運動部員としても活躍して、各科対抗のボート・レースには政経科の選手として出場、勝利をおさめ、ボート・レースを漕ぐ姿のまま大隈侯にお目にかかった。大隈侯はその時私の体をたたいて『いい身体だなあ』といわれたことが今でも印象に残っている。
三、震災→監獄→島流し
反軍事研究団事件のあと、わたくしは卒業をまたずに早稲田を飛び出し、社会運動の戦列に加わった。この年の九月一日、あの関東大震災は私にとって初めての大試練であった。この日私は群馬県大間々町で麻生久、松岡駒吉氏らとともに八百名の聴衆を前に社会問題演説会を行っている。会場がゆれる、聴衆がざわめく、初めて地震と気がついたが大したことはあるまいと思った。
無事演説会が終ってからも、せっかくここまで来たんだからというわけで、わたくしだけ足尾銅山に足を伸ばした。ところが足尾についてみると、東京が大変だというのであわてて帰京した。二、三日池袋の建設者同盟本部に身を寄せていたが、たまたま一年志願で入営していた田原春次君(現社会党代議士)が見舞にやってきて『お前らねらわれてるぞ、気をつけろ』