Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
何だか一寸知っておいて頂きたくて。そして、もしお母さんに何か一ことおっしゃってあげることでもありましたら、とも思われて。これは、一般論として出して頂かないとこまるわ、ね、たか子のおしゃべりのようになっては。私たちは弟の可愛いお嫁を、考えるので。いろいろ。こんなこと、養子のこと、いろいろね。でも何だか気になること、そうでしょう? 結局達ちゃんが家のことは主としてやるのですから、そのお嫁さん、その兄、そういう関係は家庭としては大切と思うのです。生活感情の点。若い何にも知らない女のひとが、育った家庭の空気で何か身につけている、それが気になるというわけです。
或は達ちゃんの方へ一寸参考になるような意見がもしおありになったら、云っておやりになったらいいかもしれませんね。本人なのだから、いずれ、最後にきめるのは。どうぞよろしく。気になるので一寸。
今夜は林町の連中と御飯たべます。二十五日の午後から夕方までも林町にいました、二人で。赤このことや何かでゴタゴタして、それでもストーヴを珍客というのでたいて(! こういうのよ、この頃の世の中一様に)その前へアカコの脚をすっかり出してねかして、まるでうれしそうに脚を動して笑うのをよくよく眺めて来ました。