Japanische Klassiker mit Furigana
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
Lesen Sie 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) von 高山 毅 (たかやまつよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.555 Zeichen · 109 Bildschirme
いどにものがおちたといえば、どういうふうにしてあげたらよいか、その方法をかんがえだして、わけなくひきあげました。しょうじをはることなど、うまいもので、家のしょうじはもちろん、しんるいからたのまれて、はりにいくこともありました。げたのはなおもすげれば、たたみばりを買ってきて、たたみのおもてがえまでやりました。ですから、ひまさえあれば、木のきれをけずって、なにかをつくっていました。
あのおいなりさんの正体をみてからも、諭吉の生活には、べつだんかわったことがありませんでした。
一年たって、また夏がやってきました。
ある日、お母さんがせんたくをしようとして、たらいをもちあげると、たががゆるんでいたのでしょうか、ばらばらにこわれてしまいました。あたらしいたらいを買うほかないとおもわれました。しかし、諭吉は、このばらばらにこわれたたらいをなおす役をひきうけました。
たけをわって、たがのわをつくるのは、たいへんむずかしい仕事ですが、諭吉はいろいろとかんがえて、とうとう、もとどおりのたらいになおしてしまいました。自分ながら、よくやれたものだと、いささかとくいになって、