Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
Lesen Sie 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) von 高山 毅 (たかやまつよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.555 Zeichen · 109 Bildschirme
その中に、村田蔵六(のちの大村益次郎)もいましたので、諭吉が、
「おい、村田くん、いつ、長州(いまの山口県)からかえってきたんだ。下関では、たいへんなさわぎをおこしたようだな。じつにばかなことをしたもんだよ。あきれかえった話じゃないか。」
とはなしかけますと、村田は、目にかどをたてて、いいました。
「なんだと。外国の軍艦をほうげきしたのがわるいというのか。」
「そうとも。まるできちがいざたじゃないか。」
「き、きちがいとはなんだ。けしからんことをいうな。長州では、外国人をおっぱらうことに、藩のほうしんがきまっているんだ。あんな外国のやつらに、わがままをされてたまるものか。外国人はぜんぶおいはらうにかぎるよ。」
と、えらいけんまくです。これでは、まるで話になりません。
諭吉は、村田とはなすことをやめました。そうして、いっしょに西洋の学問をまなんだ村田でさえ、このように外国人をおいはらえというありさまですから、いよいよ、自分のことばやおこないに気をつけて、このあらしの時代を生きていかなければならないと、かくごをしました。
(国民のみんなが、世界のようすをよくしり、日本が、どんなに文明におくれているかがわかったならば、きっと、ゆうきをふるいおこして、あたらしく力づよい日本をつくろうと、どりょくするにちがいない。