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Japanische Klassiker mit Furigana

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「ねぎさまみやた」そうさくメモ

「禰宜様宮田」創作メモ

宮本 百合子

Lesen Sie 「禰宜様宮田」創作メモ (「ねぎさまみやた」そうさくメモ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.713 Zeichen · 14 Bildschirme

Aozora Bunko

○ドストイェフスキーの罪と罰をよんだあとで、漱石氏の明暗をよむ。全くおどろく。先に浜岡氏と話した、複雑な色調の調和と、単純な調和と云うことをこの二つの作について感じた。両方ながら完全なものだと云える。けれどもその完全さがまるで異う。

ドストイェフスキーの調和、完全な美は、幾色もの完全な調和である。漱石氏のは、白と金の調和だ。二者の間には二つの国民性の差が著しくあらわれて居る。

飯坂に関して

○あの新道は、明治三十七年の戦争の始まるときに着手した。その年は饑饉だったので、貧民救済事業として行われたので、県庁の保助があった。女から子供まで。

人員 二三百人   ダイナマイトのきかない岩は何?

日数 二月位。

○崖中から水がたれて居る。

○岩の間に菫の小さい葉がしげり出して居る。

○桑の尺とり虫が出始め、道ばたに青草がしげり出し、くもが這いまわる。

○手品使の広告が通る。広い桜の生わった野道を、多勢の子供にぞろぞろとあとをつかれながら、赤いトルコ帽に、あさぎの服を着た楽隊を先頭にして、足に高い棒材でつぎ足しをし、顔を白粉や何で可笑しくそめた男が、ジョーカーのような帽子をかぶって、両手をはげしく振り、腰を曲げて調子をとりとりねって行く。