Japanische Klassiker mit Furigana
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「ぞくスウィスにっき」はっくつのしまつ
「続スウィス日記」発掘の始末
小島 烏水
Lesen Sie 「続スウィス日記」発掘の始末 (「ぞくスウィスにっき」はっくつのしまつ) von 小島 烏水 (こじまうすい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.557 Zeichen · 10 Bildschirme
故辻村伊助の「スウィス日記」と「続スウィス日記」とを、一冊に合刊して、世に出すことになった。「スウィス日記」の方は、日本山岳会設立以来、第十周年に、雑誌『山岳』の記念号を出したとき(大正四年九月、第十年第一号)から掲載し始め、通計四号分に亙って分載されたのを、単行本に纏めて、大正十一年に、紅玉堂書店(横山光太郎氏)から出版したのであったが、此本は、ジュネーヴ湖から、シャモニイ、ローンの谷々、ユングフラウ、メョンヒ登山等、巻中の精彩ある部分、全巻の四分の一以上を、割愛してあった、それすら、今日では、既に絶版本として、市価も高く、且つ容易に手に入らぬ品になったので、複刻を求めらるる向きも多く、旁々前述の削除部分を、全部採録し、更に新たに発見された「続スウィス日記」をも合刻して、完本とすることにした。
『スウィス日記』が、日本の山岳文献に占める位置は、可なりに重要なものであると思う、日本近代のアルピニストが、スウィスの山を恋う心は、王朝に於ける、宗教全盛時代の求法者が、天竺を慕う心にもまして、熱情的なものである、それを逸早く実現した