Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ろんごものがたり
論語物語
下村 湖人
Lesen Sie 論語物語 (ろんごものがたり) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 132.688 Zeichen · 266 Bildschirme
「どう思う、お前は?」
孔子は答をうながした。しかし樊遅はもう一度「はあ。」と答えるより仕方がなかった。
彼は、そう答えておいて、これまで門人たちが孝道について訊ねた時の孔子の教えを、彼の記憶の中からさがして見た。先ず思い出されたのは、孟懿子の息子の孟武伯の問に対する答えであった。
「1父母は子供の病気を何よりも心配するものだ。」
ただそれっきりだった。いつも病気ばかりしている孟武伯に対する答えとして、それはあたりまえの事にすぎなかった。
次は子游に対する答えである。
「2現今では、親を養ってさえ居れば、それを孝行だといっているようだが、お互い犬や馬までも養っているではないか。孝行には敬の心が大切だ。もしそれがなかったら、犬馬を養うのと何のえらぶところもない。」
これも別にむずかしいことではない。子游にいささか無作法なところがあるのを思い合せると、孔子の心持もよくわかる。
もう一つは、子夏の問いに対する答えだが、それは、
「3むずかしいのは温顔を以て父母に仕えることだ。現に代って仕事に骨を折ったり、御馳走があるとそれを親にすすめたりするだけでは、孝行だとは云えない。