Japanische Klassiker mit Furigana
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しんぺんうちあけのき
身辺打明けの記
宮本 百合子
Lesen Sie 身辺打明けの記 (しんぺんうちあけのき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.797 Zeichen · 8 Bildschirme
を見て、その狂言の、罪のない、好意のもてるずるさ、というようなもののあるのを非常に面白いと思いました。
旅行
旅行にはよく出かけます。今年もお正月は湯ケ島と北海道へ旅をしましたし、四月から五月へかけて九州を一週したりしました。わたくしは海より山の方が好きです。山に変化はないという人がありますが、わたくしはそう思いません。霧だの靄だの雲だの虹だののさまざまな変化は容易に見飽きるものではありません。殊にわたくしは、湖水や溪流のある山を好みます。ですから、わたくしは今まで「疲れた、海へでもゆこうかしら」なぞとは言ったことがない。いつも「山へ」と思います。
温泉もすきです。しかし、設備のいいところでなければいやです。尤も設備の整った温泉場となると、ドンチャン騒ぎの遊山客がくるので困ります。ドンチャン騒ぎも一日や一晩ぐらいなら、わたしだって面白いと思いますけれど、毎日毎晩ではやりきれません。
入浴、髪
風呂はすきですから毎日はいります。髪は今まで人の手で結んで貰ったことは一度もありません。いつも自分でグルグルと巻きつけて置くだけです。