Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

めいしんかい

迷信解

井上 円了

Lesen Sie 迷信解 (めいしんかい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 48.601 Zeichen · 96 Bildschirme

Aozora Bunko

四十四は死に死を重ねたるものなれば、一般にこれを忌み嫌うという。誠に笑うべきの至りである。また、俗に六三と称することがある。これには一定のかぞえ方がありて、その年に当たりたるものは六三よけの祈祷をなすとのことじゃ。いずれも迷信のはなはだしきものである。その他、厄日または凶日として避け嫌う日がたくさんある。例えば、正月二十日には物の売買または新衣を裁することを忌み、二月十四日には遠方へ旅立ちするを忌み、三月七日は願いごとを忌むの類である。また、竃を塗り、井を掘り、味噌、酒を製し、新蓆を敷くに至るまで、一定の吉日と凶日とがある。かくのごときの類、実に枚挙にいとまあらぬ。

世に御幣かつぎと称して、なにごとにも縁起の吉凶をいうものがある。ことに婚礼、葬式などにはいろいろの忌み物、忌みごとがある。例えば、婚礼の贈り物に用うる水引は結びきりにして返さざるは、ひとたび嫁したるものの帰らざるを祈るの意にして、婚礼の席に客の帰り去るを「御帰り」といわずして「御開き」というも、帰るを避くるの意なりとのことじゃ。かくのごとき格別の弊害なきことは、古俗を存するために礼式中に加えて差し支えなかろうと思う。