Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶくぶくながながひのめこぞう

鈴木三重吉童話集

鈴木 三重吉

Lesen Sie 鈴木三重吉童話集 (ぶくぶくながながひのめこぞう) von 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 58.287 Zeichen · 119 Bildschirme

Aozora Bunko

ところが、うんわるく、今晩もそのはずみに、ひょいと火の目小僧の鼻の先にぶつかりました。火の目小僧はびっくりして、

「しまった。にげたぞ。」と言いながら、いきなりしゅうしゅうと両方の目から火をふきました。

するとはえはたちまち小さな魚にばけて、向うの泉の中へとびこみました。火の目小僧はそれを見とどけて、長々とぶくぶくと王子とをよびおこしました。みんなはびっくりして、はねおきて、火の目小僧と一しょに、その泉のそばへかけつけました。

六

いって見ると、その泉というのは、まるでそこも見えないほどの深い深い泉でした。ところが長々は、

「なあに、おれがつかまえて見せる。」と言いながら、水の中へ頭をつきこんで、するするとからだをそこまでのばしました。そして両手でもって、水のそこをすみからすみまでのこらずかきさがしました。すると魚はどこへかくれているのか、いくらかきまわしても、さっぱり見つかりません。ぶくぶくはそれを見て、

「おい、おどき。いいことがある。」と言いながら、長々をもとのからだにちぢめさせて、どぶんと泉の中へ入りました。そして、いきなり、ぷうぷうとからだをふくらして、とうとう泉一ぱいにふくらんでしまいました。