Japanische Klassiker mit Furigana
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ぎんがてつどうのよる
銀河鉄道の夜
Lesen Sie 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 76.529 Zeichen · 155 Bildschirme
「それは王子さま。私どもの大事のご主人さま。私どもは空をながめて歌っただけでございます。そらをながめておりますと、きりがあめにかわるかどうかよくわかったのでございます」
「そしてお前らはどうして歌ったり飛んだりしたのだ」
「はい。ここからは私どもの歌ったり飛んだりできる所になっているのでございます。ご案内いたしましょう」
雨はポッシャンポッシャン降っています。蜂雀はそう言いながら、向こうの方へ飛び出しました。せなかや胸に鋼鉄のはり金がはいっているせいか飛びようがなんだか少し変でした。
王子たちはそのあとをついて行きました。
*
にわかにあたりがあかるくなりました。
今までポシャポシャやっていた雨が急に大粒になってざあざあと降ってきたのです。
はちすずめが水の中の青い魚のように、なめらかにぬれて光りながら、二人の頭の上をせわしく飛びめぐって、
ザッ、ザ、ザ、ザザァザ、ザザァザ、ザザァ、
ふらばふれふれ、ひでりあめ、
トパァス、サファイア、ダイアモンド。
と歌いました。するとあたりの調子がなんだか急に変なぐあいになりました。雨があられに変わってパラパラパラパラやってきたのです。