Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ぎんがてつどうのよる

銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Lesen Sie 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 76.529 Zeichen · 155 Bildschirme

Aozora Bunko

レールを七つ組み合わせるとまるくなってそれに電柱や信号標もついていて信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ。いつかアルコールがなくなったとき石油をつかったら、缶がすっかりすすけたよ」

「そうかねえ」

「いまも毎朝新聞をまわしに行くよ。けれどもいつでも家じゅうまだしいんとしているからな」

「早いからねえ」

「ザウエルという犬がいるよ。しっぽがまるで箒のようだ。ぼくが行くと鼻を鳴らしてついてくるよ。ずうっと町の角までついてくる。もっとついてくることもあるよ。今夜はみんなで烏瓜のあかりを川へながしに行くんだって。きっと犬もついて行くよ」

「そうだ。今晩は銀河のお祭りだねえ」

「うん。ぼく牛乳をとりながら見てくるよ」

「ああ行っておいで。川へははいらないでね」

「ああぼく岸から見るだけなんだ。一時間で行ってくるよ」

「もっと遊んでおいで。カムパネルラさんといっしょなら心配はないから」

「ああきっといっしょだよ。お母さん、窓をしめておこうか」

「ああ、どうか。もう涼しいからね」

ジョバンニは立って窓をしめ、お皿やパンの袋をかたづけると勢いよく靴をはいて、