Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
花見は厭だといって、宅に居て草双紙を見るのが宜いてえんだ」
由「御自慢なせえ/\、実に彼の方は品が違いますねえ、私が参っても物数云わず、にっこりと笑われると胸がむか/\して来て、カアーと気が遠くなる位のものでげすが、一向にお化粧もなさいませんが、何処ともなくお美しゅうございますなア、此の間の黄八丈はすっかりお似合なさいましたぜ」
幸「平素は木綿で宜いなんて彼は少し変って居るね」
由「変ってる処じゃアありません、彼様なものが上州四万村辺に居ようとは思いきやで、御運が悪くって御苦労なすって、あゝやって在っしゃるくらい御苦労の果だからさ、大概の権妻は朝寝が嗜で、第一喰物選みをして、あの着物を買いたいの、此処へ往って見たいとか劇場へ往きたいとか種々云い出して、チン/\をするくらい無理なのはありませんよ、旦那が奥さんの処へ往って寝るのを権妻がチン/\をするくらい何う考えても無理なのはありません、旦那がお茶を習えとか活花を稽古為ろってえと忌アに捻って仕舞い、女の癖に変なこうポツ/\毛の生えた羽織などを着ていけません、それに洋学などを習ったりすると変な気位ばかり高くなって、外国の話なんぞを為ますが、僕などには些とも分りませんで面白くありませんが、彼のおりゅうさんなぞは柔和でね、何も彼も心得てゝ女らしく在っしゃるのは