Japanische Klassiker mit Furigana
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あおバスのおんな
青バスの女
辰野 九紫
Lesen Sie 青バスの女 (あおバスのおんな) von 辰野 九紫 (たつのきゅうし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.918 Zeichen · 22 Bildschirme
と書き出した。それかあらぬか翌日から同値になったことを書いては蛇足だ。
諸君、実に下らぬ家常茶飯ではあるまいか。それを又、一々、神経を尖らせて、その都度誰れに頼まれたでもなく、尠くともハガキ代の自腹を切ってやる馬鹿があるかと、蔑視されもしよう。だが、然し……やっている僕自身にとって、こんな愉快な仕事はないのだ。代議士は国民の公僕になりたいと言って、法定額に数倍する金を費し、虚偽の清算書を出してまでも、日比谷で乱舞狂踏するではないか。新聞は一鬼熊を追跡する為めに、数万金も費して、而して社会の指導者と称している。然るに、僕は、僕は大枚一銭五厘のハガキ代を原則として、社会の忠告者を以て任じているのだ。なんと、安価にして善良なる社会奉仕であることよ。――と、僕は主張するし、家人も、そんな高遠なる理窟のわかる、わからぬは別として、兎に角モノが一銭五厘なんだから、敢て問題にせぬようだ。
以上、どこまで行ったら、閑話休題という字に出会うか、見当のつかぬ程数限りのない一書を呈上しなくてはならぬ僕のことを、知人間では「一書呈上病患者」と、称しているそうな。それと同時に僕のことを、彼等は「憤慨居士」