Japanische Klassiker mit Furigana
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
Lesen Sie 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.338 Zeichen · 254 Bildschirme
ロバートソンの説教集は私も読んでみましょう。また「母たちと子たち」も早く読む機会を持ちたいと思います。まだお目にはかかりませんけれど、あなたのお母様は私にも愛の誘われるような心地もいたします。
あなたと別れてから、私は急に淋しくなり、沈鬱な気分におそわれ、とりとめもないメランコリーに身をまかせてしまいました。私がたよりをしなかったのはそのためでした。赦して下さい。私は手紙もかかず書物も読まず、立ったりすわったり心も落ち付かず、いろいろなことがかなしくかなしくなりました。私は三年前の夏のようになるのではないかと不安になりました。私の運命の拙ないこと過去の生涯の冷たい後悔、人の頼みがたきこと、今の私の弱いからだや心のなかのエゴイズムの嫌悪やまた、将来にも何の温かい花やかな希望もたわむれず、ただ忍耐せねばならない永い永い日がつづいているように思われたりして、私はかなしく、恨めしくなりました。私はこんどでいかに私が自らを意志をもって支持しているのかを知りました。その意志を弛める時私はかなしみに敗けてしまうのです。私はどうしても自分の運命を淋しい、かなしいものに思わずにはいられません。